-では山口さんご自身の、カラリストになって手に入れることのできた強みっていうのは?

そうですね、さっき話したような人を見る目もそうなんですけれど、自分に自信がもてるようになりました。店を辞めようかって悩んだ事もあるぐらいだし、それまでイマイチ自分に自信が持てなかったんですけど、カラーでは負けないって思えるようになってからは、自分自身が強くなった気がします。仕事って苦しいんですよ。僕はカラーにはまってててカラーが好きだけど、それでも仕事って楽しいってことがほとんどない。苦しさが勝ってしまう。でも、苦しさに勝てるモノをカラリストになってから手に入れることができた気がします。

-そうですか、プロの自信ってすごいですね。何だかうらやましいです。そんな山口さんのプライベートってどんな感じなんですか?やっぱりカラー漬けな毎日だったり??

はい(笑)。住んでる部屋とかも、今は普通の部屋に住んでるんですけど、昔は・・・。真っ赤な部屋とか、いろいろな色の部屋に住んでました。真っ赤な部屋にこの色を持ってくるとどうなるかとかそんなことばかり考えてました。お蔭サマで、引越しの時が大変で修繕費を払わなくていいテクニックはたくさん身につきましたね。壁紙の張り方とか!?
その他でも、そうだな〜。ヒトを色で覚える癖がありますね。顔とかの特徴とかより、「あの緑の子」とかって感じで、名前じゃなくそのヒトのイメージの色が残っちゃってて色で覚えることが多いですね。
まぁ、そんな風に、僕にとってカラーはとにかく毎日から切り離せない大事なモノであって、日常だったりするんですよね。

 

-本当に根っからのカラリストっていうか、カラーが自分の一部になってるって言っても過言じゃない山口さんですが、最後に今カラリストになりたいと思っているヒトたちへのメッセージをお願いします。

カラリストになりたいっと思っているヒトにオススメするのは、目標となるカラリストのそばで学ぶ事、カラリストがいるお店でまず働く事、カラリストのいるシステムがある店で働く事が一番勉強になると思います。技術や雰囲気を習得できる機械が少ない職種だから、本当にそう思います。
スタイリストありきの店じゃなく、カラリストとスタイリストが共存する店っていうのがどんどん生まれて欲しいものです。カラリストはスタイリストに引けをとらないに存在に、必ずなれます。売上だって決してスタイリストより少ないわけじゃない。かえって多いことだって結構あるんですよ。
カラー飽和と言われている今の時代、よりカラーへの高いクオリティーが求められているのでは。これからは、必然僕達カラリストへの需要が高まり、同時により高い技術力が要求されてくるのではと思います。けれど一方で、カラリストってまだまだ少ない。もっと「カラリストという選択」が増えて欲しい。だから僕はこれからのヒト達に道を作っていきたい。そういう想いでセミナーの講師もやっています。
とにかく、カラリストと言う道に夢を持たせる自分に早くなりたい。そして、カラリストを選んでくれた人達は絶対に成功して欲しいと思います。

まだ25歳という若さとは思えない、しっかりとした言葉と落ち着いた雰囲気で、静かにけれど熱くお話くださった山口さん、ありがとうございました。ヒトを色で覚えるというお話の時は、正直内心私は何色なんだろうって少々ドキドキしていましたが、落ち込むような色だと怖くて聞けませんでした(笑)
店長になって新しいスタートをきった山口さん、カラリストとしはもちろん、店長としてますますご活躍になられるでしょうね。ご活躍が楽しみです。

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山口憲太郎さん
PROFILE

奈良県出身。masagoカラーアカデミーディプロマ取得後、IVAn PEAK HAIRでトップカラリスト、ディレクターを務め、現IVAn paduart hair店長兼カラリスト。サロンワーク・一般誌・セミナー・薬剤開発など多方面で活躍中。ハイレベルなカラー技術、カラー知識はもちろん専任カラリストを始めた経験から、教育カリキュラム、組織作りといった面での知識も豊富に持つ。

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